交通事故にあったけど、身体の痛みは特にないといった時、通院をしない選択をする方も多いです。時には、加害者と現場ですぐに示談してしまうことも。
ですが、その選択によって本来受けられるはずの補償よりも損しているかも?
なぜ痛くなくても通院するべきなのか
- 事故直後は痛みが出にくい
- むち打ちには痛み以外にも症状がある
- 受け取れるはずの補償額が減少する
それぞれについて解説していきましょう。
- 事故直後は痛みが出にくい
- 交通事故直後は突然のことに驚き興奮状態にあり、痛みを感じにくいことが多々あります。
ですが、時間が経ってから痛みが出てくることも少なくありません。
実際に、事故後1ヶ月経ってから痛みが出てきて・・・というご相談もよく受けます。
さらには、
・病院に行って落ち着いたと同時に歩行困難になる方
・病院で骨折と言われた途端に痛みを感じ始める方 etc...
これほどまでに、交通事故とは特殊な状況で、人間の本能的に、命を守るために痛覚を感じにくくしたり、運動能力を補助したりするような反応が出ているのかもしれません。
- むち打ちには痛み以外にも症状がある
- むち打ちは、交通事故において7~80%の方が受傷されるという最もメジャーな外傷です。正しくは頸椎捻挫もしくは、外傷性頚部症候群といいます。
文字通り、首がムチのようにしなり、前後に強く揺さぶられることで受傷します。
自動車に乗っているときはシートベルトをして身体を固定しますが、頭までは固定されていませんよね。
その状態で後ろから追突されたときに、むち打ちを起こして頸椎や首から肩の筋肉を傷めてしまいます。
さらに、現代社会においてはスマホ首(ストレートネック)の方が多く、それが原因でむち打ちの症状が悪化しやすいと言われています。
むち打ちでは首の後ろに痛みが出たり、肩の筋肉の重だるさが主な症状です。それ以外にも、頭痛やめまい、吐き気、耳鳴りといった症状もよく聞かれます。
事故直後にまずは病院へかかり、1週間ほど様子をみて上記の症状が出るようであれば、再度医師に相談しましょう。
- 受け取れるはずの補償額が減少する
- また、補償の観点からみても通院はするべきといえます。
通常、軽度な交通事故の場合で負傷者がいない場合、事後処理としては物損事故の扱いになります。その場合、たとえそのあとに負傷を訴えたとしても治療費を請求できない可能性が非常に高くなります。また、物損事故から人身事故へ切り替えるためには、かならず病院にかかって診断書を発行してもらう必要があります。
前述の通り、痛みがなくても検査の結果骨折が見つかったり、落ち着いてから痛みを自覚することもあります。そのため、事故直後は痛みがなくとも病院で診断を受けましょう。
その後痛みが出た場合でも、2週間以内であれば事故との関連性があると判断してもらえる可能性が高いため、治療費などの補償も受けられるようになります。
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交通事故にあった後は、身体のケアも大切ですが、それ以外にも保険会社や警察などとのやり取りが必要になってきます。初めてやらなければいけないことが多いので色々不安になりますね。
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