交通事故で診断書が必要な場合はどんなとき?いつまでに必要なのか?

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交通事故で診断書が必要な場合はどんなとき?いつまでに必要なのか?

交通事故に不幸にも遭ってしまったときに、まずは病院にかかることが大切です。痛みがなくとも、すぐに病院にかかって診断書を取りましょう。

でも、交通事故に遭ったとき、診断書がどれくらい重要なのかご存知ですか?

そこで今回は、診断書を取ることの重要性や、必要な場面についてのコラムとなります。

診断書がもつ交通事故での役割とは

診断書とは、ご存知の方もいらっしゃると思いますが、医師が診断した患者の症状などについて記載をした書類のことです。

この診断書、実は交通事故でおきた損害の賠償請求を行うために必要なのです。
その後の適切な補償を受けるためにも、診断書は早い段階で取得しておく必要があるんですね。

診断書の内容について

診断書に書かれている内容は、以下のようなものです。

  • 傷病名(頸椎捻挫、胸部打撲 etc...)
  • 具体的な症状
  • 治療が必要な期間の目安※
  • 作成した日付
  • 作成した医師名、病院名 など

実際に見たことがある方からよく聞かれる質問ですが、「2週間の加療を要す」などと書かれている場合に、治療は2週間しか受けられないの?と心配されることがあります。

ご安心ください、診断書に書かれている期間はあくまで目安。

実際はそのあとに痛みが増したり、痛みが引いていなかったり、可動域の制限があったり、ということはよくあります。おおむね交通事故の治療期間の平均は3~6ヶ月くらいが多いです。

ですので、診断書の治療期間についてはあまり気にしなくても良いかと思います。痛みがあれば通院して治療を受けて、その分の慰謝料や治療費も補償されます。

診断書を書けるのは医師だけ

交通事故での通院先はほとんどの方は病院か整骨院です。ですが、診断書を書けるのは病院の医師のみです。

整骨院で施術をしているのは柔道整復師という国家資格の先生になります。
とくに整骨院は手技や物理療法などを用いた痛みの改善が得意ですが、診断書に関しては資格の問題で作成することはできないのです。

診断書をもらうのに必要な費用は?

これは実際のところは病院によるところが大きいのですが、おおむね5000円程度が相場になるでしょう。
これは文書料という名目で算定されます。

こちらの費用についても、相手方の保険会社に請求することができます。
もしも自分で立て替えて支払った場合は、領収書をもらっておいて、後ほど保険会社に請求しましょう。

診断書の提出先

診断書を提出する必要のある場所は以下の通りになります。

  • 警察
  • 保険会社
  • その他

それぞれの説明を行っていきます。

警察
最初は警察の事故処理で必要になります。
人身傷害として届け出をしておけば、損害賠償請求においてかなり有利に働きます。身体の痛みがあるのであれば必ず人身傷害で届け出をしましょう。

よくあるケースとして、最初は痛みがなかったので物損事故にしたが、あとから痛みが出てきたというケースです。
あとから痛みを訴えて人身事故にしようとしても、時間がたちすぎていると因果関係を証明できないため、却下される可能性があります。おおむね1週間以内には届け出るようにしましょう。
保険会社
損害賠償請求のために必要となります。

基本的には任意保険会社が一括で対応してもらえるので、事故後に保険会社から届く「同意書」を返送しておけば、保険会社が病院から直接診断書を取り寄せてくれます。
立て替える必要もないので、同意書はすぐにサインをして送り返しておくようにしましょう。
その他
交通事故のケガによって休業しなければならなくなった際に勤務先へ提出が必要なケースや、自分が契約している保険の保険金請求に必要な場合もあります。

どのケースでも基本的には診断書の原本が必要となりますが、勤務先へ出す場合はコピーでも良い場合もありますので、自分の勤務先へ確認してください。
また、整骨院へ通う際に情報を共有しておいたほうがいい場合がありますので、あとから必要になった場合のために少なくとも診断書のコピーを2枚ほど手元に置いておきましょう。

<交通事故の後の不安や通院中の相談は札幌交通事故治療院へ>

交通事故にあった後は、身体のケアも大切ですが、それ以外にも保険会社や警察などとのやり取りが必要になってきます。初めてやらなければいけないことが多いので色々不安になりますね。

そのようなお悩みは、札幌交通事故治療院にご相談ください。札幌市内の交通事故治療に特化した整骨院の紹介をしています。

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